令和5年 伊東秋まつり 湯川・鹿島神社&松原・八幡神社例大祭 神輿渡御
2023年10月8日(日) 静岡県伊東市湯川に鎮座する鹿島神社(湯川神社)の例大祭を見学に行ってきました。海上渡御を目当てに行ったのですが、本年は一日のみの執行で、残念ながら海上渡御はありませんでした。

宮神輿
式典前に着いたので、じっくり神輿を見れました。神輿は昭和3年に東京(浅草)で作られたようです(作者不明)

鹿島踊り
式典の終盤、拝殿では巫女による浦安の舞が奉納され、それが終わると鹿島踊りが奉納されます。
鹿島踊りは小田原の根府川の辺りから真鶴や湯河原、そして熱海、伊東など海沿いの地域で踊られています。
同じ鹿島踊りでも地域によって変わっているようです。

鹿島踊りが終わると長老達により御船歌が唄われ、神輿に御霊遷しをされた後発輿となります。
神輿の四方には晒し紐が垂れ下がりそこには鈴が付けられて、その紐を揺らして鈴を鳴らしながら担がれて行きます。
この辺りでは宮出しを"お下り"、宮入を”お上り”と呼んでいました。

境内を周回した後、急な長い階段をゆっくりと下りて行きます。神輿にはロープが掛けられ、後で落ちないように引っ張りながら下りて行きます。担ぎ手は紙を口に銜え、何も発しないで担いで行きます。周りの人たちは指示を出したりするので紙は銜えていません。
鳥居を潜り氏子地域へ向かいます。

神社は伊東駅にほど近い場所にあるので、お下りした後伊東駅周辺を進んで行きます。

交差点などでは時折神輿を旋回させます。回数に決まりがあるのかわかりませんが、時計回りに数周した後、同様に逆回りでも旋回します。回る速度が速いので、たまにバランスを崩すことも。

最初の経由地「太兼ひもの店駐車場」に着くと浦安の舞と鹿島踊りが奉納されました。
式典が終わった後、御仮屋(湯川会館)へと進んで行きますが、いつもでしたら同日行われている松原・八幡神社の神輿とかち合う交差点が途中にあり、そこでお互いが交差点内で旋回し合ったり互いの地域へ入ろうとせめぎ合いがあるようですが、残念ながらそれも今年は見れませんでした。
(但し、その交差点からスカイドーム キネマ通りを駆け足で渡御したので、おそらく八幡神社側の氏子地域へ侵入したのではないかと思われます。認識間違ってたらごめんなさい。)
ちなみに、鹿島神社が男神輿で、八幡神社が女神輿だとのことでした。
鹿島神社の神輿は御仮屋(昼休憩)に向かうとのことで、その間に松原・八幡神社の神輿を探しに。
事前に祭礼予定が書いてある掲示板の画像をSNSで見てたので、海岸へ向かう時間はわかってましたので、それを頼りに海岸へと向かいました。

国道135号線沿いに鎮座する海津美神社前に安置されているとこを発見できました。
神輿は昭和9年に作られたものです(神社掲示版に記載。京神輿ですね)
時間的にはこちらも昼休憩の時間だったので、暫く待ちます。
予定時刻になると祭列を組んで海岸へと進んで行きます。

会場の伊東オレンジビーチへと静かに下りてくる神輿。
こちらも担ぎ手は口に紙を銜えています。マスクなどをする地区もありますが、人の息で神輿を穢さない為だと思われます。

海に向かって海岸に安置された神輿の前で海上鎮祓の式典が行われます。
式典後、こちらも御船歌が唄われて、神輿は担がれ始めました。

海岸から上がったところで御所車に載せられて行きました。こちらは御所車での渡御が主体になってしまっているようです。
残念ながらこちらも海上渡御が見れませんでしたが、また復活される事を切に願っております。
八幡神社の神輿を見送り、休憩を挟んで鹿島神社のお上りを見ようと神社へと向かいます。
昼頃から小雨が降ったり止んだりの生憎の天候になってしまいましたが、お上りのタイミングでは傘を差さなくても問題ない程度で済みました。

画像で見てもお判りいただけると思いますが、普通に上がってくるだけでもきつい傾斜の階段です。
ロープで引っ張られながら慎重に上がってきます。
何とか無事に境内へと上り、周回した後に御霊遷しを経て神輿の渡御は完了となりました。
今後また二日間の祭礼に戻され、海上渡御が復活するのか来年もまた動向を見守って行きたいと思います。
動画もありますので、ご覧ください。

宮神輿
式典前に着いたので、じっくり神輿を見れました。神輿は昭和3年に東京(浅草)で作られたようです(作者不明)

鹿島踊り
式典の終盤、拝殿では巫女による浦安の舞が奉納され、それが終わると鹿島踊りが奉納されます。
鹿島踊りは小田原の根府川の辺りから真鶴や湯河原、そして熱海、伊東など海沿いの地域で踊られています。
同じ鹿島踊りでも地域によって変わっているようです。

鹿島踊りが終わると長老達により御船歌が唄われ、神輿に御霊遷しをされた後発輿となります。
神輿の四方には晒し紐が垂れ下がりそこには鈴が付けられて、その紐を揺らして鈴を鳴らしながら担がれて行きます。
この辺りでは宮出しを"お下り"、宮入を”お上り”と呼んでいました。

境内を周回した後、急な長い階段をゆっくりと下りて行きます。神輿にはロープが掛けられ、後で落ちないように引っ張りながら下りて行きます。担ぎ手は紙を口に銜え、何も発しないで担いで行きます。周りの人たちは指示を出したりするので紙は銜えていません。
鳥居を潜り氏子地域へ向かいます。

神社は伊東駅にほど近い場所にあるので、お下りした後伊東駅周辺を進んで行きます。

交差点などでは時折神輿を旋回させます。回数に決まりがあるのかわかりませんが、時計回りに数周した後、同様に逆回りでも旋回します。回る速度が速いので、たまにバランスを崩すことも。

最初の経由地「太兼ひもの店駐車場」に着くと浦安の舞と鹿島踊りが奉納されました。
式典が終わった後、御仮屋(湯川会館)へと進んで行きますが、いつもでしたら同日行われている松原・八幡神社の神輿とかち合う交差点が途中にあり、そこでお互いが交差点内で旋回し合ったり互いの地域へ入ろうとせめぎ合いがあるようですが、残念ながらそれも今年は見れませんでした。
(但し、その交差点からスカイドーム キネマ通りを駆け足で渡御したので、おそらく八幡神社側の氏子地域へ侵入したのではないかと思われます。認識間違ってたらごめんなさい。)
ちなみに、鹿島神社が男神輿で、八幡神社が女神輿だとのことでした。
鹿島神社の神輿は御仮屋(昼休憩)に向かうとのことで、その間に松原・八幡神社の神輿を探しに。
事前に祭礼予定が書いてある掲示板の画像をSNSで見てたので、海岸へ向かう時間はわかってましたので、それを頼りに海岸へと向かいました。

国道135号線沿いに鎮座する海津美神社前に安置されているとこを発見できました。
神輿は昭和9年に作られたものです(神社掲示版に記載。京神輿ですね)
時間的にはこちらも昼休憩の時間だったので、暫く待ちます。
予定時刻になると祭列を組んで海岸へと進んで行きます。

会場の伊東オレンジビーチへと静かに下りてくる神輿。
こちらも担ぎ手は口に紙を銜えています。マスクなどをする地区もありますが、人の息で神輿を穢さない為だと思われます。

海に向かって海岸に安置された神輿の前で海上鎮祓の式典が行われます。
式典後、こちらも御船歌が唄われて、神輿は担がれ始めました。

海岸から上がったところで御所車に載せられて行きました。こちらは御所車での渡御が主体になってしまっているようです。
残念ながらこちらも海上渡御が見れませんでしたが、また復活される事を切に願っております。
八幡神社の神輿を見送り、休憩を挟んで鹿島神社のお上りを見ようと神社へと向かいます。
昼頃から小雨が降ったり止んだりの生憎の天候になってしまいましたが、お上りのタイミングでは傘を差さなくても問題ない程度で済みました。

画像で見てもお判りいただけると思いますが、普通に上がってくるだけでもきつい傾斜の階段です。
ロープで引っ張られながら慎重に上がってきます。
何とか無事に境内へと上り、周回した後に御霊遷しを経て神輿の渡御は完了となりました。
今後また二日間の祭礼に戻され、海上渡御が復活するのか来年もまた動向を見守って行きたいと思います。
動画もありますので、ご覧ください。