八坂神社 四方山話(3)
三回目は青年会の名前にもなっている「宮本」に関してです。
◎「宮本」の由来:大日孁尊(おおひるめのみこと)を勧進したことに由来
八坂神社の神輿の弓張提灯には「宮本」と書かれていますが、この由来は、以前から祀られている祭神である牛頭天王のほか、元文6年=寛保元年(1741年)に神衹管領である「吉田(ト部)兼雄」への奉願御幣勧進がかない、天照大御神(別名:大日孁尊(おおひるめのみこと))の御神体がお天王さんに鎮座したことによるもので、これによりお天王さんをお参りすることは、お伊勢参りと同じ意味を持つことになりました。
すなわち、伊勢神宮の祭神であり皇祖神(皇室の祖)である天照大御神(あまてらすおおみかみ)は最高神として、お宮(神社)の本である「宮本」といわれていることから、御門のお天王さんが「宮本」と称される所以です。
この「宮本」に関しては、いつ頃から用いられていたのか分かりませんが、曽屋村で造り酒屋を営んでいた「近江屋」(矢野)文右衛門が享和元年(1801年)に御神燈を寄進した際の目録に「宮本御若衆」と記載されているのが、資料として最も古いものです。
◎「宮本」の由来:大日孁尊(おおひるめのみこと)を勧進したことに由来
八坂神社の神輿の弓張提灯には「宮本」と書かれていますが、この由来は、以前から祀られている祭神である牛頭天王のほか、元文6年=寛保元年(1741年)に神衹管領である「吉田(ト部)兼雄」への奉願御幣勧進がかない、天照大御神(別名:大日孁尊(おおひるめのみこと))の御神体がお天王さんに鎮座したことによるもので、これによりお天王さんをお参りすることは、お伊勢参りと同じ意味を持つことになりました。
すなわち、伊勢神宮の祭神であり皇祖神(皇室の祖)である天照大御神(あまてらすおおみかみ)は最高神として、お宮(神社)の本である「宮本」といわれていることから、御門のお天王さんが「宮本」と称される所以です。
この「宮本」に関しては、いつ頃から用いられていたのか分かりませんが、曽屋村で造り酒屋を営んでいた「近江屋」(矢野)文右衛門が享和元年(1801年)に御神燈を寄進した際の目録に「宮本御若衆」と記載されているのが、資料として最も古いものです。