八坂神社 四方山話(2)
今回は八坂神社の主祭神及び創建に関してです。
◎主祭神(主に祀っている神):素盞嗚尊=須佐之男命(すさのおのみこと)
八坂神社の主祭神は、伊勢神宮の祭神である天照大御神の弟で、大国主命の親でもある、八岐大蛇(やまたのおろち)退治で有名な素盞嗚尊=須佐之男命(すさのおのみこと)です。
もっとも、明治2年に八坂神社と改称するまでは「牛頭天王」(ごずてんのう)として祀られていました。牛頭天王は朝鮮に牛頭山という山があり、それにちなんだ疫病除けの神であり、インド祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の守護神と同一視されています。さらに素盞嗚尊が朝鮮半島に渡り、牛頭を意味する地に居たとする神話もあり、仏教等の伝来とともに日本の神道との神仏習合により、牛頭天王と素盞嗚尊は同一神とされています。
◎創建に関して:創建の時期は不明
創建の時期は不明です。現在残っている資料は1600年代(江戸時代)以降のものですが、全国のどんな田舎に行っても集落がある所には必ず神社が祀られていることを思うと、それ以前から鎮座していたと考えるのが自然です。
秦野には京都の地名が苗字となっている家が多く存在しますが、これは平安時代(794~1192年)の初期に律令制度のもと、国司が山城国(京都)から相模国へ赴任するにあたり下司として下向してきた人々の末裔と思われます。このことから推察すると、すでにそのころにはこの地域には集落が形成され神社が祀られていたと考えるのが自然のような気がします。従って、創建から少なくとも千年は経っているのではないかと推測されます。
◎主祭神(主に祀っている神):素盞嗚尊=須佐之男命(すさのおのみこと)
八坂神社の主祭神は、伊勢神宮の祭神である天照大御神の弟で、大国主命の親でもある、八岐大蛇(やまたのおろち)退治で有名な素盞嗚尊=須佐之男命(すさのおのみこと)です。
もっとも、明治2年に八坂神社と改称するまでは「牛頭天王」(ごずてんのう)として祀られていました。牛頭天王は朝鮮に牛頭山という山があり、それにちなんだ疫病除けの神であり、インド祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の守護神と同一視されています。さらに素盞嗚尊が朝鮮半島に渡り、牛頭を意味する地に居たとする神話もあり、仏教等の伝来とともに日本の神道との神仏習合により、牛頭天王と素盞嗚尊は同一神とされています。
◎創建に関して:創建の時期は不明
創建の時期は不明です。現在残っている資料は1600年代(江戸時代)以降のものですが、全国のどんな田舎に行っても集落がある所には必ず神社が祀られていることを思うと、それ以前から鎮座していたと考えるのが自然です。
秦野には京都の地名が苗字となっている家が多く存在しますが、これは平安時代(794~1192年)の初期に律令制度のもと、国司が山城国(京都)から相模国へ赴任するにあたり下司として下向してきた人々の末裔と思われます。このことから推察すると、すでにそのころにはこの地域には集落が形成され神社が祀られていたと考えるのが自然のような気がします。従って、創建から少なくとも千年は経っているのではないかと推測されます。