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八坂神社 四方山話(1)

平成22年度の八坂神社例大祭まであと9日となりました。
先日の祭礼の会合で、宮本青年会・相談役のEさんからご自身でまとめられた八坂神社に関する資料をいただきました。
その中から抜粋し、数回に分けて、ここで紹介させていただきます(後日、サイトの方にはまとめてアップする予定)


◎まずは社名の由来から:八坂神社という社名は明治維新以降のもの


 八坂神社は、江戸時代、すなわち明治維新までは「牛頭天王宮」(ごずてんのうぐう)[通称は全国的に「お天王さん」(おてんのうさん)]と称していましたが、明治2年(1869年)に神仏分離策をとった明治政府が仏教等に由来する名称を禁じたことから、祭神を同じくする全国の「牛頭天王宮」「祇園社」「天王社」等は社名変更を迫られ、京都八坂郷にある「祇園社」が「八坂神社」(大祭は有名な「祇園祭」)に改称した例にならい、全国の多くの「牛頭天王宮」等が「八坂神社」と改称しました。


 例に漏れず御門のお天王さんも公式に「八坂神社」と改称して役所へその届出を行いましたが、明治維新という時節柄「いよいよ栄える=いやさか」の思いをこめて、その後の合祀期間中を含め漢字名を「弥栄(やさか)神社」として使用したりもしていました。


 ただし、ほんの2~30年くらい前までは、昔からの「お天王さん」や、単に「お宮」が地元住人の一般的な呼び名でした。八坂神社(お天王さん)の坂を下った葛葉川にかかる橋は「天王下橋」(てんのうしたばし)といい、かつての名残を伝えています。


 なお、江ノ島の八坂神社は大祭を「天王祭」と呼んでその名を残しています。また、下大槻の健速(たけはや)神社、真田の真田神社なども、かつてはお天王さんでした。



Eさんの御先祖さんは代々、八坂神社の神職をされてた御宅で、貴重な資料が残されており、その資料に書かれている内容からまとめられていますので、推察の断りが無い部分は事実に基づいております。

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