2017年も10月に突入ですね。
秋祭りシーズンも残り1ヶ月ちょっととなりました。
今年も伊勢原観光道灌まつりが第三週にずれたため、昨日(10/1)は神輿見学に精を出しました^^
まず向かった先は茅ヶ崎市本村の八坂神社神輿(八王子神社境内社)の見学です。
前鳥さんの祭の時に仲間から記念渡御があると聞いたので、少し見ておこうかなと。
修復三十周年とのことで(明治22年1889年作なので製作からは128年)、6時から22時までの長い渡御予定としか聞いてませんでしたので、渡御経路はわからないまま本村交差点付近を適当に探してたところ見つけることが出来、すぐに駐車出来るとこを探して追いかけました。

本村二丁目青少年広場付近
駐車した場所からどんどん離れてしまうのと次の予定を立てていたのでほんの少しだけ拝見して移動しました。
本村・八坂神社関係者の皆様、誠におめでとうございました。
続いて向かった先は宮山神社(寒川神社末社)の神輿渡御。
寒川町の観光協会さんのブログで今年は寒川神社境内へ入るとの記述を見かけましたので、これは見ておきたいなと。

寒川神社御社殿御造営竣功20年記念神輿渡御とのことで、子供神輿と共に太鼓橋から巫女さんの先導で参道を通り拝殿前へ。
母の実家が寒川ということもあり小さい頃から寒川神社には参拝してきましたが、今の社殿がすっかり見慣れてしまったため、まだ20年なんだという思いで先に参拝を済ませ渡御を見学いたしました。

相模国一之宮として相応しく益々栄えられており、この日も沢山の参拝客が見守る中境内を数周している中で寒川神社を後にしました。
そこから圏央・東名を乗り継いで向かった先は大井町金子の日枝神社の神輿を求めに。
一昨年初めて見学したので、大体の地域はわかっておりましたが、やはり経路がわかりませんので、所々設置されているのぼりを目印に車で走り回ってるとJAかながわ西湘大井支店で休憩中の神輿を発見。近くで車を駐車出来そうなところを見つけて現場に。

ここからお発ちする際には新宿と背中に入った半纏を着た方々が担当します。
暫し撮影で祭列の先へ先へと歩いて行きますと、進みが速いため車とどんどん離れていってしまいます。
見学はこれがネックですね。腰を据えて見学する時とは違い、次へ次へと計画している場合は車へ戻ることも考えないといけないので、どうしても見学時間が短めになってしまいます。
神輿振り見たかったのですが、後ろ髪引かれながらこの場を離れました。
次も一昨年に初めて見学した小田原市成田の三島神社の神輿です。
前回見れなかったお浜巡りが今回のお目当てです。
まず神社に向かって渡御経路と時間を確認し、お浜巡りまでは少し時間があったため、束の間の休憩。
お浜巡りの場所は大まかにはわかっていたのですが、先に見ておこうと少し早めに現場へ向かいました。
場所を確認した後、神輿がいると思われる方へ。
すると台車に載せられて向かってくるところに遭遇し、引き返しました。
そのままお浜巡りの場所へは行かず、何軒か近くのお宅へ突っ込みに行ってそれからお浜巡りが行われる場所へ。

さてお浜巡りについては、ここの祭神は大山祇命ですが、三島神社の名の通り三島信仰では海の神としての性格が強くなっているそうなので、古くは海岸へ出向いて神事を行っていたのでしょう。その名残として、昔海岸だった所へ斎場を設けて神事を執り行うのでしょうね。

小田原厚木道路と県道717号線に挟まれた地図上の赤丸点がお浜巡りの場所で現在は田んぼが広がってる地域ですが、ここまで海だったんだと地図で見ると改めて驚かされます。


様々な環境の変化で式典の省略など最近はよく耳にしますが、こういった神事が残ってますと古い地形も伝わりますし、古からの伝統を引き継いでいるんだという想いも強くなるかと思います。
いつもまでも残される事をお祈りいたします。
一方、この場から宮入へと向かう訳ですが、今年から?と耳にしましたが、打上花火が上げられ、また太鼓と踊りの先導も祭列に加わったそうです。
古い伝統文化を守り、また新しいものとの融合で祭を盛り上げていこうという思いが感じられました。
そんな祭列を見送り、最後の見学場所へ向かいました。
(追記 先導してたのは北條太鼓で、どうやら神輿新調20周年の記念年だったようです)
最後は平塚市大神の寄木神社の宮入です(境内社八坂神社神輿)
昼間の渡御は見学や担がせていただいたことがありましたが、宮入は初となります。
ここは基本的には三社会(大神・横内・田村)で担ぎ、その他応援者(赤タオルで区別)も駆け付けてますが、見た顔が多いので見学だけ?等と言われつつ撮影に励みます。

宮入前には前鳥神社同様奠の綱(でんのつな)で導かれ、神輿の前後の棒を保存會と友好団体で交互に担ぎながら宮入します。
露天商が並びますので、拝殿に向かって真っ直ぐにしか動けませんが、境内に入っても前後の棒を交替しながら甚句で盛り上がり、何度も拝殿と鳥居の間を行ったり来たりします。

スマホの連写からの一枚

動画からのキャプチャーの中の1枚
初めてでしたので、あまりいい位置取りじゃ無かったかなという点と、またどのタイミングで宮付けするのかとバッテリーの残量を気にしつつでしたので動画もコマ切れだったりと、色々反省点がありますが、次回に活かしたいと思います。
やっぱり宮入は盛り上がりますよね。
見学した全ての宮入を見たかったなぁと思いつつ、最近は皆さん動画をYoutubeやSNSにアップされてますので、そちらを見て我慢しようと思う今日この頃でした。
と駆け足で綴ってしまいましたが、風邪引きで挑んだ見学だったため、本日喉痛が悪化中であります、ハイ(苦笑)
どの輿場の皆さんもお疲れ様でした。
重くなってしまうといけないので、動画の紹介は次の記事に!